キャリアパワー

作文

はたらくよろこび

大阪信愛学院小学校3年 原田しいさん

わたしのまわりで働く人は先生です。べん強はあまり楽しくないけれど、先生がいるから学校に行きたいと思います。先生たち一人一人の力があるんだな、と思いました。

たとえば、ようち園の先生だった前田先生はやさしく、お世話をしてわらわせてくれるからです。同じくようち園の先生だったくさか先生もやさしく、前田先生のお手つだいをしているのです。小学校の先生の北野先生は明るくて分かりやすく教えてくれるからです。つ田先生は明るくておもしろくていろいろ教えてくれるからです。つ畑せんせいはすごくおもしろくて、わらわせてくれるからです。中しま先生はビアノやドラム、がっきを引いたりたたいたりすることがうまくてやさしいからです。校長先生は朝、あいさつをして一日を明るくしてくれるからです。

わたしのしょう来のゆめは、ようち園の先生になることです。だから、前田先生やくさか先生になりたいです。

地球のみんなが力を持っているから小学校の先生、ようち園の先生、おいしゃさん、かんごしさんのようにやりたいことがちがうんだと思いました。

ママに、
「ママの働くよろこびって何?」
と聞いてみると、
「いろんな人に出会えるから。あと、知らない事を知っていく事が楽しいから。あと、大好きな文ぼう具をたくさん使えるから。」
と、言っていました。パパには仕事でいそがしくて聞けなかったけれど、わたしのよ想は、
「家族のため。あと、しいちゃんとママがごはんを食べれるように。」
と言うと思います。同じ仕事をしているけれど、きっと理由は一人一人ちがうと思います。みんな、みかたがいるからいろんな事ができると思います。なぜかと言うと、お母さんやお父さん、おじいさんやおばあさんはみかたです。なので、お母さんやお父さん、おじいさんやおばあさんにいろんな事を教えてもらって、やりたい仕事をして、話しかけて、やさしくしている間にしぜんと、よろこびをつくっていくんだと思います。

ママは
「仕事ってとても楽しい」
と教えてくれました。それは、ママがいろんな人に話しかけて、しっぱいするけれど、やさしくしてもらって、次はやさしくしてるから、よろこびがどんどんふくらんで
「楽しいな。」
と思うんだと思いました。よろこびがあるからわたしたちは、やっていけるんだな。と思いました。

友だちとけんかをしてしまったらごめんねと言うだけでいいのです。それでおわると気持ちがいいのはそのたび、そのたびでよろこびがたくさんつくられていくのだと思います。友だちがてん校しても大人になって仕事をがんばった後にてん校した友だちに会えたら、それもすごくうれしいです。

わたしは、早くようち園の先生になっていろんなよろこびを知ってみたいです。

講 評

はたらくことについて、はたらくよろこびについて、ようち園や小学校の先生方、お母さん、お父さんなど、まわりではたらく人たちの様子や言葉から、真っすぐに熱心に考えてあるのが、とても良かったです。文字もていねいにきれいに書けていました。