今年も図書館総合展に出展し、キャリアパワー主催のフォーラムを開催させていただきました。おかげさまで多くの図書館関係者の皆さまにご参加いただき、大盛況のうちに終了となりました。

【フォーラム】これからの大学教育の価値とは

～総合学園の観点からみる、大学教育と図書館のあり方～

学校法人立命館常務理事の西川幸穂様を講師としてお招きし、未来予測が難しいこの時代に、大学教育に求められる役割、大学図書館が果たすべき役割とは何かについてご講演いただきました。 日本の人口構造が大きく変わる中で、18歳人口だけを意識する大学でいいのか、という問題提起からはじまり、現状の延長線上での成長を考えるのではなく、新しい価値を作り出し発展していかなければならないなど、今後の大学教育について深く考えさせられる90分となりました。インターネットだけでも学べる時代、大学というリアルな場で学ぶ意味とは何なのか、小学校や中学高等学校でもすでにアクティブラーニングや反転授業が取り入れられている状況で、大学はその変化についていけているのか、選ばれる大学になれているのか、等、鋭い視点で次々と繰り出される内容に、皆様真剣に聞き入っておられました。

【ポスターセッション】
追手門学院大学「インターンシップ生が新キャンパスを紹介！」

昨年に引き続き、イベント企画のひとつである「ポスターセッション」に参加しました。追手門学院が2019年春に新しくオープンした大阪茨木キャンパス内にある『ALUMNI　LIBRARY（アラムナイ・ライブラリー）』について、学生目線で紹介。 追手門学院大学では、「インターンシップ・スチューデント・ジョブ」という大学独自の制度があり、学生が体験型のプログラムを中心に、年間を通じて活動しており、ビジネス現場などで幅広く活躍しています。 新しい図書館の魅力を、クイズを交えながらポスターでわかりやすくお伝えしました！

【ブース】キャリアパワーサービス概要のご紹介
　　　　「わたしの図書館・本」川柳コンテスト投票

キャリアパワーブースでは、図書館業務委託をはじめとする各種サービスをご紹介するとともに、「私の図書館・本」川柳コンテストの最終人気投票を行いました。約4000の応募作品から選ばれた入選13作品をブース内に掲示。852名の方に投票をいただき、最優秀作品が決定いたしました。

■最優秀作品：「わあショック　真犯人を　囲う丸」

■優秀作品：「読み切れず　目指せ読破と　また借りる」（2位）
■優秀作品：「君のせい　借りてしまった　読めぬ本」（3位）
■優秀作品：「母となり　絵本の君に　また会えた」（3位）