キャリアパワー

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今年も図書館総合展に出展し、キャリアパワー主催のフォーラムを開催させていただきました。今年のキャリアパワー主催フォーラムは、現地会場とオンラインのハイブリット開催を実施。おかげさまで多くの図書館関係者の皆さまにご参加いただき、大盛況のうちに終了となりました。

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【フォーラム】
図書館-<天使>の棲むところ-

~W. ヴェンダースとA. キーファーを手掛かりに~

獨協大学外国語学部ドイツ語学科の教授であり、同大学の図書館長でもある山本淳様を講師としてとしてお招きし、講演では、映画『ベルリン・天使の詩』や彫刻作品『翼のある本』など、ヴィム・ヴェンダースとアンゼルム・キーファーという二人の巨匠が制作した作品について、「図書館」「書物」というキーワードで結びつけて解説。未来の図書館のあり方についてご講演をいただきました。

二人の巨匠は、戦後の廃墟の中で育ち、失われたドイツの重厚な過去を背負いつつも、未来を見つめてきました。両者の作品に共通する、天使の「翼」のモチーフは、ドイツや人類の暗く重い歴史と直面しつつ、それに対峙し、未来へ飛び立とうとする人間の希望の表象と解釈できるという新しい視点が示されました。質疑では、図書館とインターネットの役割について質問があり、図書館が提供する「情報だけではない、身体感覚と連動した読書体験」の重要性についても触れられ、参加者全員が真剣に聞き入っておられました。


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【展示ブース】
・キャリアパワーサービス概要のご紹介
・「私の図書館(本)」川柳コンテスト投票

キャリアパワーブースでは、図書館業務委託をはじめとする各種サービスをご紹介するとともに、「私の図書館(本)」川柳コンテストの投票を行いました。約3,500件の応募作品から選ばれた入選13作品をブース内に掲示し、436名の方に投票をいただきました。11月30日(土)までの期間に行われているWEB投票の結果と合わせて、最優秀作品が決定されます。
https://www.careerpower.co.jp/service/senryu2024-2/


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