カスハラ対策、来年10月義務化 厚労省が具体案提示、すべての企業・自治体対象
厚生労働省は11月17日、顧客が理不尽な要求や迷惑行為をするカスタマーハラスメント(カスハラ)から労働者を守るため、すべての企業や自治体に対策を義務付ける関連法を来年10月に施行する方針を固めました。加えて、就職活動中の学生に対するセクシュアルハラスメント(セクハラ)防止義務も課します。今年6月に成
厚生労働省は11月17日、顧客が理不尽な要求や迷惑行為をするカスタマーハラスメント(カスハラ)から労働者を守るため、すべての企業や自治体に対策を義務付ける関連法を来年10月に施行する方針を固めました。加えて、就職活動中の学生に対するセクシュアルハラスメント(セクハラ)防止義務も課します。今年6月に成
労働政策審議会の労働条件分科会が11月18日開かれ、「多様な働き方に対応した労働基準法の見直し議論」を続行。労基法における労働時間法制の具体的課題として、テレワークなどの柔軟な働き方や副業・兼業、管理監督者、労働時間の情報開示について議論しました。このうち、副業・兼業の労働時間通算による「割増賃金規
エンが11月19日発表した10月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1710円(前月比0.1%増、前年同月比0.5%増)となり、過去最高を更新しました。前年比は38カ月連続のプラス。オフィスワーク・事務系で高時給求人の比率が高まり、相場を押し上げました。職種別(大分類)では、技
エンが発表した「副業・兼業」に関する企業調査によると、半数の企業が社員の副業・兼業を容認し、24%が副業・兼業の人材を受け入れていることがわかりました。人手不足の解消や専門人材の獲得が狙いとみられます。社員の副業・兼業を「認めている」企業は20%、「一部認めている」は29%で、計49%(前年
公労使と障害者団体の代表らで構成する厚生労働省の「今後の障害者雇用促進制度の在り方に関する研究会」は11月11日、障害者雇用の「質」として重視されるべき要素と、「質」を高めるために取るべき政策的対応を念頭に議論を深めました。また、これまでの議論で課題が指摘されていた「障害者雇用ビジネス」(代行ビジネ
<目次>導入文無期雇用派遣の現在地|人材戦略の新たな選択肢無期雇用派遣・登録型派遣・正社員の違いを比較無期雇用派遣で派遣先が受けるメリット 3年ルールの適用が除外されている 高いスキルを持つ人材の派遣が期待できる 人材入れ替え・引き継ぎの負担が減らせる無期
<目次>導入文派遣社員の個人情報管理|派遣先が押さえるべきルール派遣社員受け入れの実務フローを3ステップ解説 1.情報の受け取りと確認 2.保管・利用ルールの設定 3.共有・利用の注意点個人情報管理はどこまで必要?派遣契約終了後の扱い派遣社員の個人情報管理
帝国データバンクが10月24日発表した「最低賃金(最賃)に関する企業の実態調査」によると、正社員、非正規社員を問わず採用時の最低時給は9月時点で平均1205円となり、1年前から38円上昇し、今年の平均最賃の1121円を84円上回ることがわかりました。業種別で最も高いのは「不動産」の1284円
労働政策審議会労働力需給制度部会(中窪裕也部会長)が10月24日開かれ、職業安定法で事務所ごとに「専任」が義務付けられている職業紹介責任者について、事業所を新設する場合に限って他の事業所の責任者が「兼任」できる方向で検討に入りました。新設事業所の体制が整うまでの一時的な特例といった位置づけで、次回以
厚生労働省は10月24日、2022年3月に卒業して就職した学生の3年以内の離職状況を発表しました。それによると、大卒の離職率は33.8%(前年比1.1ポイント減)、高卒は37.9%(同0.5ポイント減)、中卒は54.1%(同3.6ポイント増)となりました。大卒は昨年まで3年連続の上昇でしたが