採用時の最低時給、9月で平均1167円 改定最賃より112円高
帝国データバンクが10月23日発表した「最低賃金(最賃)と採用時の最低時給に関する企業の実態調査」によると、正社員、非正規社員を問わず採用時の最低時給は平均1167円で、今年の平均最賃の1055円を112円上回ることがわかりました。調査は最賃改定前の9月13~30日に実施。全国2万7093社のうち1
帝国データバンクが10月23日発表した「最低賃金(最賃)と採用時の最低時給に関する企業の実態調査」によると、正社員、非正規社員を問わず採用時の最低時給は平均1167円で、今年の平均最賃の1055円を112円上回ることがわかりました。調査は最賃改定前の9月13~30日に実施。全国2万7093社のうち1
厚生労働省は10月25日、2021年3月に卒業して就職した学生の3年以内の離職状況を発表しました。それによると、大卒の離職率は34.9%(前年比2.6ポイント増)、高卒は38.4%(同1.4ポイント増)、中卒は50.5%(同2.4ポイント減)となりました。大卒は3年連続の増加で05年卒の35.9%に
「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス新法)が11月1日に施行されました。新しい働き方として注目される一方、雇用されている労働者に比べると不利な立場に置かれがちなフリーランスの保護に向け、契約内容の「見える化」によってトラブルを防止するのが目的です。新法の主要な柱は
<目次>導入文派遣社員の勤怠管理|重要な2点を解説1.派遣元・派遣先における役割分担2.労働時間と勤務形態の管理ルール派遣社員の勤怠管理に関する3つの懸念事項1.派遣先との連携不足による管理責任からの懸念2.法定休暇や休憩時間の不適切管理による懸念3.勤務
<目次>導入文派遣労働者の残業に関する重要ポイント36協定の重要性と派遣労働者への適用派遣契約内容に基づいた労働条件の提示残業上限を超える際の特別条項付き36協定の締結派遣労働者の残業管理で想定されるトラブル派遣労働者の残業に関するトラブル防止と対策派遣先
厚生労働省が10月1日に発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント低下の1.23倍でした。今年は3月の1.28倍からほぼ毎月緩やかに低下しており、5月以降は1.23~1.24倍で推移しています。慢性的な人手不足に対して、企業側が求人募集からIT化などの省力化に舵を切ったのが一因
マイナビが10月3日発表した「退職代行サービスに関する調査」によると、直近1年間の転職者で退職代行を利用した人は16.6%、企業調査では今年上半期(1~6月)に退職代行を使って退職した人のいた企業は23%あり、転職者の増加に伴い利用者は年々増加傾向にあるようです。利用者の年代で最も高いのは2
厚生労働省が9月25日発表した2023年「若年者雇用実態調査」によると、初めて勤務した会社に現在も働いている若者は55.5%(前回18年比4.6ポイント増)で、勤務していない人は42.7%(同4.7ポイント減)でした。"非転職組"は過去10年で最も高く、20年に勃発した新型コロナ事件の影響があるとみ
エン・ジャパンが9月18日発表した8月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1703円(前月比0.1%増、前年同月比1.0%増)となり、7月に続き2カ月連続で過去最高を更新しました。同社によると、夏商戦の繁忙で、販売経験者の急募求人など、高時給求人の比率が高まったためです。職種別(大分類)で
働く高齢者は毎年、増えつつあり、人手不足にあえぐ日本の企業・社会を底支えしています。急速に進む少子高齢化の必然的な成り行きですが、高齢者を囲む就労環境は必ずしも十分ではなく、今後に大きな課題を残したままです。総務省が発表した「統計からみた我が国の高齢者」によると、今年9月時点で日本の総人口1億237