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キャリアパワー主催 はたらくよろこびアンケート集計結果を公表

株式会社キャリアパワーでは、当社登録スタッフおよび一般の方(無作為)を対象に、はたらくよろこびに関するアンケートをWEB形式で実施、1312名(男性10%、女性90%)から回答を得ました。はたらくことの意義や、職場でのはたらきがいなどの状況をまとめています。

<目次>
概況
はたらくことの楽しさとその理由
はたらきがいを感じるとき、感じられないとき
新型コロナウイルス感染拡大が、はたらきがいに与えた影響
はたらきがいを高めるために取り組めること、してほしいこと
はたらかなくても生活が成り立つ、その時貴方ははたらき続けますか?

概況

・85%の人が、はたらくことに楽しさを感じている。

・公正な評価と良好な職場環境がはたらきがいを大きく左右する。

・新型コロナウイルス感染拡大がはたらきがいに与えた影響は限定的。個人個人では、プラス面・マイナス面ともに様々な影響がうかがえる。

・職場の良い雰囲気づくりに寄与することで、自らはたらきがいを高められると考える人が多数。会社に対しては、給与向上だけでなく、公正な評価を求める。

・82%の人が、はたらかなくても生活が成り立つ状況でも働き続けると回答。

はたらくことの楽しさとその理由

85%の人がはたらくことに楽しさを感じており、70%が今の職場ではたらきがいを感じている
はたらくことが「楽しい」と回答した人、「楽しくない」と回答した人、それぞれに「はたらく理由」を聞きました。「楽しい」と回答した人は、「生活のため」以外に、「社会の一員として活躍するため」「自分のスキルを高めるため」を重視していることがうかがえます。一方で「楽しくない」と回答した人は、「生きがいを見つけるため」と答えた人が多く、理想と現実のギャップを感じているのかもしれません。また、今の職場ではたらきがいを感じている人は70%と、「はたらくことは楽しい」と答えた人より少なく、はたらくことは楽しいが、今の職場でははたらきがいを感じられないと感じている層が一定数いることが読み取れます。

その他回答PICKUP・今は父の介護が大変で働くことを休止せざるを得ない状況です。働く、と言う言葉は、「傍が楽になる」よう行動すること、と、先日何 かで読みました。仕事をすることで社会とつながり、社会にも貢献できることで、生活や気持ちに張りが出るからです。
・依頼がしっかりできて感謝の言葉を言われた時がとても嬉しいし、もっと仕事が円滑に進めるようお手伝いをしたいと心から思うから

はたらきがいを感じるとき、感じられないとき

自分の努力や成果が公正に評価されているか、職場で信頼関係が築けているかどうかで、はたらきがいは左右される
「自分の成長が実感できたとき」「自分の成果や努力が公正に評価されていると感じるとき」「職場のメンバーと信頼関係が築け、親近感が高まったとき」に、はたらきがいやはたらくよろこびを感じる人が多い、という結果になりました。一方、自分の成果や努力に対する公正な評価、や、職場のメンバーとの信頼関係は、欠如した時に、はたらきがいやはたらくよろこびにマイナスの影響を与えるトップ2にあげられており、職場での満足度を高めるために重要なファクターであることが読み取れます。

その他回答PICKUP・自分のポテンシャルを活かして楽しく働けたとき
・自分の仕事が認められ、自分に自信がついたとき
・働いていなければ関わることがなかったであろう人たちと、仕事を通じて関わり、学ぶことや自 身の成長を感じられたとき
・同僚だけでなく、顧客が喜んでくれたとき
・自分の関わった仕事、成果物が、世の中に出ているのを見るとき

その他回答PICKUP・ハラスメントと思われるような行為を受けた時
・上司や先輩から、理不尽な対応をされたとき
・上司が現場のことをわかっていないとき
・業務の指示を受ける際、指示する内容がマニュアル等と矛盾している時
・改善や提案を聞いてもらえず、否定・拒否されたとき
・働きと給料が見合っていないと感じた時
・単調過ぎると時間が経つのも遅く感じてしまう

新型コロナウイルス感染拡大が、はたらきがいに与えた影響

新型コロナウイルス感染拡大が、はたらきがいに与えた影響は限定的

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、リモートワークや時差出勤が普及しましたが、それらがはたらきがいに与えた影響は限定的でした。大多数の人は、環境が変化してもはたらきがいには大きな影響を受けていないことが分かります。ただ、その他の回答を見てみると、プラス意見やマイナス意見が入り乱れており、コロナ禍の影響は個人個人の職場や生活環境により様々であることが伺えます。

その他回答PICKUP プラス意見・小さな子どもがいても、在宅勤務を併用できることで、子育てと仕事の両立が可能になった
・コロナワクチン接種会場や接種予約のコールセンターなどで働けて、やりがいもあり、周りから良い刺激も受けた
・出勤して人と会えた時、改めて仕事が出来る事に喜びとはたらきがいを感じました
・業務の増減はあまり大きくは感じませんが、自身が関わっている仕事が、コロナ禍社会において大きな役割を果たしていること
 を確認でき、意識の面で責任とはたらきがいが増えました
・今後の働き方について、コロナ前には想像しなかった目線で考えることができた

その他回答PICKUP マイナス意見・感染しない、感染させないと常に慎重に仕事をしている。この緊張感がストレスになっているので、今はよろこびよりもストレスの方が大きい気がする
・病院での勤務のため業務量が増え、職員の感染状況により人でも不足しており、職場が殺伐として気持ちに余裕がなくなる
・リモートワーク時の業務を事細かく監視され、出勤日に残業をすると怒られた
・365日行動を報告しなくてはならなくなり、ずっと監視されているようでストレスが増えた
・リモートだとコミュニケーションがとりづらかった。何気ない雑談も働きがいにつながると思う

その他回答PICKUP その他意見・働きがいも喜びも減らなかったが、急に変化が大きかったので最初は大変だった
・喜び、働き甲斐はかわらないが、頭の中での混乱が多かった
・在宅勤務で家族が仕事参観できる不思議な影響

はたらきがいを高めるために取り組めること、してほしいこと

職場の良い雰囲気づくりに寄与することで、自らはたらきがいを高められると考える人が多数

はたらきがいを高めるために、自分自身が取り組めることとして、「職場の良い雰囲気づくりへの寄与」「同僚への感謝を伝える」と答えた人が、あわせて1276件となり、「仕事に対する知識」を高めることに取り組みたいと回答した人を上回りました。職場の人間関係など、職場の雰囲気づくりに、自分自身がプラスの影響を与えられると考える人が多いようです。また、はたらきがいを高めるために職場(会社)に求めることとしては、給与・手当の向上が第一位ですが、「公正な評価」「職場環境の改善」も高い数字となり、あらためて職場での評価や環境が、労働者の勤労意欲を高める大きなファクターであることがわかります。

その他回答PICKUP・部屋や家具、PC等、働く環境を快適にする
・コロナで希薄になりつつある人とのコミュニケーションの再構築
・今まで通り、新しい事にチャレンジし続ける精神
・新しいことに尻込みせず、チャレンジする
・人生のゴールやなりたい自分像を定めておく
・経験を積む事で社会から学び続ける

その他回答PICKUP・リモート勤務ができるようにしてほしい
・ワークシェアリングで無理なく長く働きたい
・派遣の為、どうしても3年を意識してしまう
・効率は大切だと思うが効率ばかりを考えず、最初は仕事をしっかりと教えてほしい
・プライベートな時間・問題への配慮
・会社自体の向上する姿を社員に見せていくこと

はたらかなくても生活が成り立つ、その時貴方ははたらき続けますか?

82%の人が「はたらかなくても生活が成り立つとしても、はたらき続ける」と回答

回答者の大多数が、はたらかなくても生活が成り立つ状況が発生したとしても、はたらき続けると回答。ベーシックインカムなどさまざまな議論がありますが、はたらくことを通じて社会に貢献したり、自分自身のスキルを高めたいと感じている人が相当数いることが伺えます。

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