<目次>
導入文
正社員と派遣・パートの違いを表で比較
正社員と派遣・パートにかかるコストの違い
正社員|採用・育成費に福利厚生などコストが長期的
派遣・パート|初期費用は少なめだが継続的費用に注意
正社員・派遣・パートにおける管理工数の違い
正社員|人事評価やリーダー育成と長期的で多岐にわたる
派遣|労務管理は外注のため指揮命令に特化できる
パート|採用手続きや細かなシフト調整が常態化する
正社員と派遣・パートを使い分けるポイント
正社員・派遣・パートの使い分けは特徴や違いの理解が大切
導入文
「正社員や派遣、パートにかかるコストや管理工数の違いを知りたい」
「自社の状況や求める人材に合った雇用形態を選びたい」
人事担当をされる方の中には、このようにお考えの方もいるでしょう。
人件費や管理工数の見直しは、効率のよい企業経営に直結する重要な要素です。そこで今回は、正社員・派遣・パートにかかるコストや管理工数についてそれぞれ解説します。
新たな人材雇用を検討している方や、事業の効率化を人材活用の側面からアプローチしたい方は、ぜひご覧ください。
正社員と派遣・パートの違いを表で比較
正社員と派遣・パートの大まかな違いは、以下のとおりです。

基本的に正社員は、責任がかかる業務が多い代わりに待遇面で優遇されています。派遣やパートは、短期間または短時間勤務を求める方に向く雇用形態です。
令和7年度の税制改革 で配偶者控除の緩和・社会保険の適用改革などが図られ、パートの働き方が今後変わる可能性も考えられます。
正社員と派遣・パートにかかるコストの違い
ここでは、正社員と派遣・パートの違いについてコスト面から解説します。
各雇用形態にかかるコストの違いは、企業の利益率に影響する重要な知識です。人件費の見直しは、初期費用や継続的な人件費などトータルで判断する必要があります。
正社員|採用・育成費に福利厚生などコストが長期的
正社員は、採用から就労、育成まですべて自社負担であり、かかるコストは大きくなりがちです。ただし、正社員はコストがかかる分、以下のメリットもあります。
● 長期的な就業を想定しているため高い定着率が期待できる
● 入社試験や面接を通じて優秀な人材の確保につながる
● 専門的な教育や資格取得支援により人材育成が図れる
正社員は長期的にコア業務を任せられる反面、一度採用すると解雇が難しいため、人件費の負担増に注意が必要です。
派遣・パート|初期費用は少なめだが継続的費用に注意
派遣の場合は人材募集から採用まで派遣元が行うため、派遣先は業務に必要な備品や制服など最低限の用意で済みます。パートの採用は、正社員ほど時間とコストをかけないケースが一般的です。
ただし、ランニングコストの増加には注意しなければなりません。
派遣を利用すると、毎月派遣料金の支払いが発生します。派遣料金には派遣社員の給与のほかに派遣元のマージンも含まれるため、月々の人件費は正社員より大きくなるケースもあります。
また、パートは正社員に比べて離職率が高い傾向にあるため、募集から採用、教育にかかるコストがトータルで増加しがちです。
人材が必要な期間や人数を基に事前シミュレーションを行い、最も効率的な人材活用の方法を検討しましょう。
正社員・派遣・パートにおける管理工数の違い
正社員・派遣・パートの特徴は、管理工数の違いにも現れます。
● 正社員|人事評価やリーダー育成と長期的で多岐にわたる
● 派遣|労務管理は外注のため指揮命令に特化できる
● パート|採用手続きや細かなシフト調整が常態化する
それぞれ、詳しくみていきましょう。
正社員|人事評価やリーダー育成と長期的で多岐にわたる
企業は正社員に対し、コア業務を担う人材として期待を寄せています。そのため、採用段階から面接や試験に時間と工数をかけるケースが一般的です。
入社後は勤怠管理や給与計算、社会保険、社員教育と、人事・労務ともに幅広い管理が長期的に求められます。近年ではテレワーク導入も増え、労働時間の把握やセキュリティ対策など複雑な労務管理が必要な傾向です。
派遣|労務管理は外注のため指揮命令に特化できる
派遣の場合、給与計算や社会保険といった全般的な管理は派遣元が行うため、自社採用のケースより管理工数の軽減が図れます。軽減された分、指揮命令の特化が可能です。
派遣先には、勤怠管理・安全衛生管理・派遣先管理台帳の作成、そのほか法で定められた範囲の管理義務があります。あくまでも「軽減」であり、管理が「不要」ではない点に注意が必要です。
パート|採用手続きや細かなシフト調整が常態化する
パートの採用は面接のみで決めるケースも多いため、採用にかかる工数は正社員より短くなる傾向です。
ただし一人ひとりの働き方に合わせて管理するため、細かなシフト調整が常態化する可能性があります。パートは離職率が高めのため、離職・採用手続きの繰り返しも増加しがちです。
パートの管理工数が高いと感じる場合は、管理に負担がかかっている部分を特定し、対処しましょう。
正社員と派遣・パートを使い分けるポイント
正社員と派遣・パートの使い分けは、各雇用形態の特徴と任せたい業務内容の比較で明確になります。各雇用形態に向いている状況を、一例として以下の表にまとめました。

派遣の利用が多い業種に、製造業・物流業があげられます。これらの業種は時期に応じて業務量が変わるため、繁忙期だけ派遣を利用するといった方法でコスト・管理工数の削減が図れます。
決算期や新年度の事務補助も、派遣に任せる企業が多い業務です。
正社員・派遣・パートの使い分けは特徴や違いの理解が大切
正社員・派遣・パートの違いを理解することは、人材活用にかかるコスト削減や管理工数の節約につながります。
正社員はコスト・工数こそ長期的にかかるものの、企業の中心を担う人材として重要です。派遣・パートは初期コストこそ抑えられますが、長期的な視野でみるとコスト・工数がかかるポイントがあるため注意する必要があります。
各雇用形態の特徴やメリット・デメリットを把握して、自社に適した雇用形態を取り入れましょう。
メタディスクリプション
正社員と派遣・パートの違いは、企業の無駄なコスト・管理工数の削減のためにもぜひ知っておきたい情報です。本記事では、コスト・管理工数の見直しを図りたい企業の方に向け、各雇用形態の違いや使い分けのポイントを解説しています。
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