柔軟な働き方を支援する中小企業に助成 雇用保険を適用拡大、均等分科会
労働政策審議会の第68回雇用環境・均等分科会(奥宮京子分科会長)は3月12日、育児と仕事の両立を支援する雇用保険法施行規則の改正について、事務局の厚生労働省案の諮問を「概ね妥当」と答申しました。4月から施行します。同法では、育児と仕事の両立を支援する企業に対して「両立支援助成金」を支給してい
労働政策審議会の第68回雇用環境・均等分科会(奥宮京子分科会長)は3月12日、育児と仕事の両立を支援する雇用保険法施行規則の改正について、事務局の厚生労働省案の諮問を「概ね妥当」と答申しました。4月から施行します。同法では、育児と仕事の両立を支援する企業に対して「両立支援助成金」を支給してい
<目次>導入文2025年問題による人材不足の背景超高齢化社会の到来人口ピラミッドの変化・労働人口の減少2025年問題の人材不足で講じるべき対応策1.高齢者・女性・外国人の積極雇用2.DX推進による業務効率化3.事業承継支援の活用・検討4.賃金のベースア
<目次>派遣先管理台帳の有効活用で向上する会社価値1.労働の質向上による生産性向上・業務効率化2.社会的責任を果たす企業としての評価向上 派遣先管理台帳の概要1.必要な記載事項2.通知の方法とスパン3.保管の方法と期間派遣先管理台帳が義務付けられた背景と罰
組織に属さず働くフリーランスを保護する「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス新法)について、「就業環境整備」に関する政省令・指針を議論している厚生労働省の有識者検討会(鎌田耕一座長)は2月下旬、方向性の細部を固めました。近く、厚労省が骨子案を提示して報告書を取りまとめます。
厚生労働省は「雇用の構造に関する実態調査」の一環として、概ね5年ごとに「派遣労働者実態調査」を実施。派遣元事業者ではなく、派遣先となる受け入れ企業と派遣社員の双方から意識面を含めて把握する大規模調査で、政策の立案や判断材料として重要視されています。直近では2022年の調査結果が公表されており、「同一
エン・ジャパンが2月下旬に発表した1月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1688円(前月比0.2%増、前年同月比1.9%増)となり、前月比はマイナスからプラス転換、前年同月比は17カ月連続のプラスで、昨年11月の過去最高だった1690円に次ぐ水準になりました。4月以降の人材獲得に向けた募集が始ま
日本生産性本部が発表した「働く人の意識調査」によると、テレワークで働いている人の比率は1月時点で14.8%(前回昨年7月比0.7ポイント減)の過去最低を更新しました。コロナ下の20年5月当時は30%を超えましたが、次第に比率は下がり、再び出社勤務が主流となっています。実施率は企業規模によって
構造的な人手不足が深刻化する中、外国人の就労拡大に向けた在留資格の拡充が加速しています。今年に入って政府は、「特定技能」の対象に自動車運送業や鉄道など4分野を追加するほか、国境を越えて移動しながらIT関連の仕事をする「デジタルノマド」と呼ばれる人材に「特定活動」を与える方針を固めました。これらの在留
<目次>導入文派遣社員へのパワハラの現状と対策の必要性パワハラ防止法は派遣社員にも適用される1.パワハラの定義を再確認2.パワハラとなる対象・範囲を再確認派遣社員にも適用されるパワハラの事由派遣社員へのパワハラに関して企業が行う対応1.事実関係を確認する
<目次>導入文派遣社員の評価は派遣先企業が配慮義務に基づいて行う派遣社員の評価を正しく行うために押さえるポイント1.派遣社員の業務内容と成果を把握する2.派遣先と派遣元で評価基準を一致させる3.評価結果を派遣料金や待遇に反映する派遣社員の評価に際して2つの注意