「骨太の方針2024」、労働市場改革の継続と断行 全世代型リスキリングを促進
政府は6月下旬、「経済財政運営と改革の基本方針2024」(骨太の方針)を閣議決定しました。骨太の方針には、デフレからの完全脱却を主眼に政策を総動員して「賃上げを後押しする」と明記。23年版に引き続き、全世代型リスキリング(学び直し)の促進などを含む労働市場改革を断行するため、「国民会議」の開催を検討
政府は6月下旬、「経済財政運営と改革の基本方針2024」(骨太の方針)を閣議決定しました。骨太の方針には、デフレからの完全脱却を主眼に政策を総動員して「賃上げを後押しする」と明記。23年版に引き続き、全世代型リスキリング(学び直し)の促進などを含む労働市場改革を断行するため、「国民会議」の開催を検討
東京商工リサーチが発表した「2024年問題」に関する影響調査によると、過半数企業が「マイナス」と答え、具体的には「利益率の低下」の多いことがわかりました。24年問題は建設業や運輸業などで時間外労働の上限規制が4月から適用されたものですが、実施前から予想されていた影響は業種を超えて広がっていることが改
エン・ジャパンが発表した5月の派遣平均時給(三大都市圏、募集時)は1699円(前月比0.3%増、前年同月比2.2%増)となり、過去最高を更新しました。同社によると、コロナの5類移行に伴う求人増と時給の低い官公庁系の求人減により、平均時給を押し上げました。職種別(大分類)では、IT・エンジ
第213回通常国会は、150日間の会期を終えて閉会しました。政府・与党は重要広範議案に指定された「育成就労創設・永住許可適正化」「子ども・子育て支援金」「セキュリティー・クリアランス創設」「食料安全保障強化」の4法案を含む61法案を成立させました。このうち、企業対応が必要な雇用労働関係のポイントを整
<目次>導入文時短派遣は多様化する労使のニーズに合致している時短派遣における勤務の要点1.時短勤務派遣の具体的なイメージ2.育児・介護など多様なニーズに適合時短派遣に関連して知っておくべき2つの法律1.時短派遣と働き方改革の関係2.時短勤務派遣の社会保険加
<目次>導入文オンライン職場見学の重要性オンライン見学の派遣先と求職者(派遣社員)のメリット1.派遣先のメリット2.求職者(派遣社員)のメリット派遣向けオンライン職場見学の準備1.技術的な準備2.資料や関連テキストの準備オンライン見学を効果的に進める進
リクルートワークス研究所が発表した「中途採用実態調査」によると、2023年度下半期に8割の企業が中途採用を実施し、通期で平均1.63人(前年比0.15人、10.1%増)を採用しましたが、必要数を確保できた企業は半数以下の45.5%にとどまり、24年度での確保を目指す企業が増えていることがわかりました
組織に属さないフリーランスを保護する「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(フリーランス新法)が、11月1日に施行されます。発注者に契約内容の書面明示を義務付けるなど、フリーランスが安心して活躍できる環境づくりが狙いです。昨年4月の新法成立後、公正取引委員会が「取引適正化」について、厚生
<目次>導入文2020年の派遣法改正の重要ポイント交通費を含める待遇面の見直し賃金の決定方法派遣法改正における交通費の決め方支給される交通費について2つの算定方法について課税対象の範囲について派遣法改正における交通費について3つの注意点1.社会保険
<目次>導入文派遣契約の更新が重要な理由|近年の労働市場の動向派遣契約の更新方法更新は1~3カ月の頻度契約の変更は2カ月以上前に相談する派遣契約を変更する際に注意すべきポイント更新時に契約内容を変更するのがベスト契約終了の場合は原則30日前に告知する延