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初めて派遣利用する際の注意点は?受け入れ準備や疑問について解説

<目次>
導入文
初めて派遣を利用する際の注意点
1.就業環境を整える
2.派遣先責任者・指揮命令者の選定
3.派遣社員の受け入れ期間の確認
4.派遣禁止業務の抵触について確認
派遣社員を受け入れる際の準備とポイント
1.備品・アカウント等を用意する
2.関係部署・担当者に周知する
3.就業開始後の社内ルールを紹介する
派遣先責任者と指揮命令者は兼任してもよい?
派遣社員から苦情があった時の処理については?

導入文

初めて派遣を利用する人事担当の方へ。
派遣社員を受け入れる際には、責任者の選任や、関係者への周知、備品など、事前準備が必要です。

今回の記事では、派遣社員を受け入れる際のポイントについて詳しく解説します。
また、注意すべき点や、よくある疑問についても紹介します。
最後まで読んでいただき、初めての派遣利用に備えましょう。

初めて派遣を利用する際の注意点

派遣社員を受け入れる際には、以下の点に注意する必要があります。
●就業環境を整える
●派遣先責任者・指揮命令者の選定
●派遣社員の受け入れ期間の確認
●派遣禁止業務の抵触について確認

各ポイントを詳しく解説します。

1.就業環境を整える

派遣先企業は、派遣社員の受け入れ体制を構築する必要があります。
受け入れ後の業務遂行がスムーズになるような就業環境が必要です。

就業環境を整える具体的な措置は以下の通り。
●周囲への就業条件の周知・徹底
●就業場所の巡回
●就業状況の報告

派遣契約と業務実態が異なる場合、労働派遣契約違反になります。
繁忙期や組織変更などの事情に関係なく、環境構築は徹底的に行いましょう。

参照:厚生労働省「派遣先が講ずべき措置に関する指針」第2の2

2.派遣先責任者・指揮命令者の選定

派遣社員の就業に際しては、派遣先で責任者・命令者を選任する必要があります。
決めるべき役職を表にまとめました。

注)派遣先責任者や指揮命令者等は、直接雇用している社員から選任する必要があります。

3.派遣社員の受け入れ期間の確認

有期雇用派遣契約を結んでいる派遣社員は3年を超えて、同じ事業所で勤務する事はできません。

なお、以下の条件の場合は3年のルールは適用外になります。

1.無期雇用契約を結んでいる派遣社員
2.60歳以上の派遣社員
3.有期プロジェクトに従事する派遣社員
4.出産・育児・介護等で休業する労働者の代わりと派遣された社員

派遣契約期間についてしっかり把握しておきましょう。

4.派遣禁止業務の抵触について確認

派遣労働法では禁止している業務があります。
就業禁止にしている業務は、以下の通りです。

派遣が禁止されている業務

自社の業務内容が、禁止業務にあたらないか確認しましょう。

派遣社員を受け入れる際の準備とポイント

派遣社員を受け入れるまでに準備すべきものは、以下の3点です。

●備品・アカウント等
●関係者へ周知
●就業開始後の社内ルールを案内
以下では、それぞれ詳しく説明します。

1.備品・アカウント等を用意する

派遣社員を受け入れる前に、用意する備品は以下の通りです。

●デスク・椅子
●パソコン
●メールアドレス
●アカウント
●入館証やIDカード
●制服
●各種マニュアル
●組織図
●座席表など

必要な備品は、業務内容に照らして判断しましょう。

2.関係部署・担当者に周知する

派遣社員の受け入れ前に、関係する部署への周知が必要です。
派遣社員に任せる業務の内容と範囲、責任など、必要事項を漏らさず伝えておきましょう。
また、勤務時間、残業対応の可否など、トラブルになりやすい部分は要注意です。
指揮命令者と連携・すり合わせを万全にしておきましょう。

3.就業開始後の社内ルールを紹介する

就業開始直後は、細かな社内ルールを漏らさず伝えましょう。
以下に主なものをまとめました。

●⼊退室のルール
●パソコン等の使⽤ルール(共有フォルダ・アカウント・プリンタ設定)
●電話の取り⽅(社名の名乗り⽅)
●館内設備(休憩室、ロッカー、給湯室、トイレ、⾮常⼝等)
●部⾨の役割、ミッション、⽬標
●タイムカードでの勤怠管理・報告
●⽋勤・有給休暇の連絡の仕方・確認方法
●⾦銭の取り扱いについて
●時間外勤務・休⽇出勤などの契約外労働について

他に社内特有のルールについても、漏らさないよう注意が必要です。

Q1.派遣先責任者と指揮命令者は兼任してもよい?

派遣先責任者が指揮命令者を兼任しても問題はありません。
しかしながら、それぞれ役割が異なるため、違う方を任命する方が良いでしょう。
従業員数が少ない場合や、担える人材が見当たらない場合以外は、兼任は避けるべきです。

Q2.派遣社員から苦情があった時の処理については?

派遣先企業は、派遣社員から届いた苦情について、記録を残す必要があります。
具体的には「派遣先管理台帳」を用いて、派遣元と共有してください。

「派遣先管理台帳」に記載する内容
●派遣先企業の苦情処理を担当した責任者の名前
●苦情のあった年月日
●苦情内容
●苦情処理の方法と結果

上記の内容を記載するとともに、派遣元企業にも通知する必要があります。

メタディスクリプション
派遣社員の受け入れを決めた際には、就業環境を整える必要があります。
今回は、派遣社員の受け入れ際に注意した点や準備すべきものについて紹介します。
最後まで読んでいただき、派遣社員の受け入れに備えましょう。

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